1. インサートナット圧入サービスとは?
樹脂部品へのインサートナット圧入は、
外観品質・締結強度・寸法精度のすべてに影響する重要な工程です。
一方で、社内圧入では
- 設備条件の管理が難しい
- 作業者ごとの差による品質ばらつき
といった課題を抱えているケースも少なくありません。
本動画では、
プロステックのインサートナット圧入代行サービスについて、
- 圧入作業を外注するメリット
- 社内圧入との考え方・管理方法の違い
- ご依頼から試作・量産・納品までの流れ
を、実際の事例を交えながら分かりやすく解説します。
👉 圧入品質に課題を感じている方は、ぜひ動画をご覧ください。
社内圧入と何が違うのか?圧入外注の実態を動画で解説しています
インサートナット圧入サービスを動画で見る

2. 社内圧入との違い

樹脂部品へのインサートナット圧入は、一見シンプルな作業に見えますが、実際には複数の要因が品質に大きく影響する工程です。
加熱温度や保持時間、挿入速度、治具形状など、
わずかな条件差によって外観・保持力・寸法精度に違いが生じます。
そのため、量産工程では条件の再現性と安定性が欠かせません。
当社プロステックの圧入サービスでは、以下の点を一貫して管理しています。
- 最適な加熱温度・加熱時間の設定
- 製品仕様に応じた治具設計のサポート
- 圧入荷重・圧入深さ・寸法のモニタリング
これにより、作業者に依存しない「再現性のある圧入品質」を実現しています。
| 項目 | 社内での圧入 | 当社サービス |
|---|---|---|
| 設備 | 手動ヒーター/汎用機 | 専用圧入機・温度制御装置 |
| 品質 | 作業者依存/バラつきあり | 荷重・温度・時間の自動制御 |
| トレサビリティー | 記録なし | データ記録・条件再現可 |
| 検査 | 目視中心 | 外観+寸法+深さ測定 |
| 工数 | 手作業中心 | 全自動または半自動化 |
このように、社内圧入と比較すると、
品質の安定化・工数削減・不良率低減といった点で、圧入外注には大きなメリットがあります。
3. どんなときに利用されるか

圧入外注サービスは、以下のようなケースで多くのお客様にご利用いただいています。
工数削減や圧入工程の外注化を検討している場合
人手不足対策や、コア業務への集中を図りたいとき。
試作段階で圧入条件を確立したい場合
製品仕様や樹脂特性に応じた圧入条件を事前に検証し、量産につなげたいとき。
社内に圧入設備がない、または設備導入が難しい場合
専用設備の導入コストや設置スペースの制約を回避したいとき。
樹脂材質や製品形状の影響で歩留まりが安定しない場合
割れ・浮き・沈み過多などの不具合が発生しやすいとき。
これらのケースについては、動画内で具体例を交えながら解説しています。
4. 圧入サービスの流れ(依頼から納品まで)

見積依頼・打ち合わせ
まずは、図面・3Dデータ・使用ナットの情報をお送りください。
また、樹脂ワークがご用意できる場合は送付ください。
圧入条件やロット数をもとに、お見積りと進め方をご提案します。
試作・評価
試作段階では、圧入条件(温度・時間・荷重など)を検証。
引張試験や外観確認を行い、量産条件の再現性を確認します。
量産圧入
確立した条件をもとに、本格的な量産圧入を実施。
自社製の圧入設備と温調管理で、安定した品質を維持します。
検査・梱包
圧入後の外観検査・寸法チェックを行い、合格品のみを出荷します。
お客様指定の梱包・ラベル対応も可能です。
出荷・納品
検査済みの製品を納期に合わせて出荷。
ロットトレーサビリティや検査記録の提出にも対応しています。
再度ご依頼をいただく場合
前回生産した際の圧入条件を呼び出し、アウトサート成形を行います。
これにより、LOTのばらつきを抑え同じ条件で圧入する事が可能です
5. 圧入サービスを利用する3つのメリット

1. 品質の安定化
ナットメーカーとの連携で培った圧入ノウハウを活かし、
外観不良や浮き、トルク不足といった市場不良につながるリスクを低減します。
圧入条件を数値管理することで、ばらつきのない安定した品質を実現します。
2. 工数・設備負担の削減
社内での加熱装置管理や治具製作・保全が不要となり、
現場の作業負担や設備管理工数を大幅に削減できます。
また、試作から量産までワンストップで対応できるため、
工程立ち上げのスピード向上やリードタイム短縮にもつながります。
3. 設計段階での技術サポート
ナットの選定や樹脂材質との相性、圧入条件の考え方など、設計段階からの技術サポートが可能です。
初めてインサートナットの圧入を検討される場合でも、安心してご相談いただけます。
6. まとめ|圧入工程の外注で、品質と効率を両立
インサートナットの圧入は、
ナットの選定や樹脂材質との相性、加熱温度や圧入条件の設定など、
設計段階での考え方が、その後の品質や安定性を大きく左右する工程です。
実際、市場不良の多くは、圧入作業そのものではなく、条件設計や管理方法が十分に整理されていないことに起因しています。
当社プロステックでは、ナットメーカーとの連携で培った知見をもとに、
設計検討・試作・量産・再注文までを一貫してサポートしています。
圧入条件の整理や図面への反映方法についてもご相談いただけるため、
初めてインサートナットの圧入を検討される場合でも、
安心して導入を進めていただけます。
本記事で解説した
インサートナット圧入サービスの考え方や、
社内圧入との違い、依頼から納品までの流れについては、
実際の事例を交えながら動画で分かりやすく解説しています。
「社内で圧入を行うべきか迷っている」
「品質ばらつきや不良低減に課題を感じている」
「まずは条件だけ相談したい」
といった方は、ぜひこちらの動画もあわせてご覧ください。

インサートナット圧入に関するご相談は、
ぜひ当社ホームページのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
※試作・少量案件からのご相談も承っています。

